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今日は、思い込みが、いかに私たちの感覚に影響しているかが分かる実験の話です。


ウィスコンシン大学のニッケ博士という方が、ネイチャー神経科学誌にこんな内容の論文を発表しました。




43人の被験者に、ブドウ糖のような甘い化合物や、苦い薬物をさまざまな濃度で提示し、どれくらい快感があったか、もしくは、どれほど不快感があったかを質問した。
同時に、舌で感知した味覚情報を初めに処理する、第一次味覚野という脳内の部位をモニターしていく。


ニッケ博士は、ここでちょっとした仕掛けをした。


化合物を与える前に、それがどんな味なのかを「とても不快」や「少し不快」などと、予め教えたのだ。


ところが、この言葉には、時々ウソの情報が含まれている。


例えば、とても苦いなぁ化合物なのに、「少し不快」という情報が与えられると、第一次味覚野は、本来の苦さに比べて、弱い反応しかしなかった。
そこで、被験者にどんな味だったかを聞いてみると、確かに、その味の苦さを低く評価していたのだ。


逆に、「とても不快」と知らされてから、実際にとても苦い化合物を与えると、第一次味覚野の活動は強まり、同じ味より一層苦く感じた。
甘さについても、ほぼ同じ傾向が得られた。





このような研究を眺めてみると、私たちが、どれほど「思い込み」に左右されているかが分かりますね。
心の中の情報が、身体に物理的な影響を与えることが分かる良い例だと思います。


痛みなどの苦痛も同様に、思い込みによって大きな差が出ることはよく知られています。

関連記事⇒心が身体へ与える影響が強烈な理由


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1982年10月16日生まれ てんびん座O型 東京都生まれ。 22歳の頃から、冷えとり健康法の指導、婦人科系の病気で実績のある吉祥寺中欧・理学気功院にて修行を始める。
異例のスピードで臨床の現場、研修生の指導を任され、現在は副院長として深く現場に関わりながらも、オリジナルのスタイル、独特の施術理念を活かした施術活動を展開、日々患者と向き合っている。
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